山口県立大津緑洋高校 校長
村山 晋一(むらやま しんいち)
令和3年4月に、新たに校長として着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
貴会におかれましては、在校生への講話や若い卒業生への社会的支援など、
各方面で活躍されている会員の皆様方との架け橋となっていただいておりますことに厚く御礼申し上げます。
ご存じのとおり、本校は大津高校、日置農業高校、水産高校の歴史と伝統を引き継ぎ、
専攻科を含む6学科3校舎制という全国にも例を見ない学校として、平成23年に開校いたしました。
以来10年にわたり、大津校舎では進路指導や文武両道の取組などを通して地域の期待に応える人材育成を、
日置校舎は県西部の農業教育の拠点として農業に関する将来のスペシャリストの育成を、
水産校舎では県内唯一の水産教育の拠点として水産・海洋に関する将来のスペシャリストの育成を担い、
3校舎が協働して行う連携教育としては、部活動、学校行事、生徒会活動などを柱とした特色ある教育活動を展開してまいりました。
この間、前身となった3校の諸先輩方3万9千余名に続けと、10年間で専攻科を含め1594名の卒業生(第8期まで)を輩出してきました。
そして令和3年度、168名の新入生を迎え、全校生徒483名で大津緑洋高校の新たな10年が始まりました。
この節目となる年度を迎えるに当たり、3校舎の生徒会は、次のような「チャレンジ目標」を掲げてくれました。
〇三校舎の生徒みんなが一つになる。
〇同時に、一つ一つの校舎が個性を出し、自律も大切にする。
〇コロナ後の新しい学校生活を一からはじめる。
コロナ禍の出口がいまだ見えず、地域交流はおろか3校舎の連携もままならない中、生徒達は本校開学の精神を忘れず、新たな10年に向けて着実に歩みだしています。
貴会におかれましても、引き続き、温かい御支援を賜りますようお願いいたします。