十五代 坂倉新兵衛さんは大津高校昭和42年卒の同窓生です。
6月1日(水)から6日(月)まで日本橋高島屋 本館6階美術画廊で開催されています。時間があれば是非お運びください。
ごあいさつ (日本橋高島屋s.c.本館六階美術画廊 パンフより)
原土が作品に至るまでには人の手でいろいろな工程を踏まなければなりません
そしてさいごの焼成こそが人のては届かない炎の藝術であると思います
萩の土はほのをを炎をくっぐることにより変化し魅力的な表情をみせてくれます
その魅力を最も引き出せる窯はやはり登り窯だと若い時よりこだわり今に至っています
先祖が切り開いたこの三渓の地は静かで無造作に原土や薪を置いても自然と共に生かしてくれる懐の深い場所であるとつくづく思います
山野の季節のうつろいや川の音それも私の代に至るまでの其々が同じものを見聞きしてきたのでしょう
萩の土が登り窯の中でどんなふうに変化をしてきたのか
何卒ご高覧頂きたくご案内申し上げます
一五代 坂倉 新兵衛