葉月校長挨拶 「Think Globally, Act Locally」

大津緑洋高等学校

校長 葉山 雅基

東京同窓会の皆様方には平素から本校教育活動にご理解とご支援を賜り厚くお礼を申し上げます。

 昨年度は、異常気象による大雨やインフルエンザの流行でいくつかの行事に変更や中止などの影響がありましたが、生徒の大きなエネルギーと実践力により大津緑洋高校の教育のコンセプトである「地域がキャンパス 海がキャンパス 世界がキャンパス」のもと三校舎の特色を生かし、地域をフィールドとした教育活動を実践し、生徒の活き活きした明るい笑顔が溢れる学校生活を送っています。

 大津校舎では、大雨の中での伝統の運動会、文化祭、大津STEAMプロジェクトの地域の活性化に向けたイベント、地元の小学校や地域と連携した探求活動を実施しました。日置校舎では、直売所「夢市場」の運営、伝統の「農高祭」の6年ぶり一般公開の再開、日置農業高校時代から受け継いでいる天然記念物「はまゆう」の保護活動、農業クラブ活動では意見発表大会で県大会優秀賞を受賞し、中国大会に出場しました。水産校舎では、伝統の「すいこう祭」、地域のイベント等で加工品の販売、小学生を対象として将来の水産業の担い手育成に向けた漁業体験活動の「ジュニアシーマンチャレンジ」を実施しました。実習船「海友丸」の遠洋航海実習では、途中マグロはえ縄実習を行い、ハワイ寄港時には、ホノルル山口県人会の方々との交流時には、地元ルーズベルト高校の生徒とも交流しました。

 また、国際交流学習として開校当時から連携を続けている韓国中馬高等学校との連携活動では、本年度韓国中馬高校が本校に訪れ、ダンスパフォーマンスや調理実習、環境保全ポスターの作製など交流を行いました。

 部活動では、昨年度ラグビー部は花園予選では悔しい思いをしましたが、春の中国大会予選では、宿敵高川学園を破り優勝しました。ボート部は女子ダブルスカルの部と男子シングルの部でインターハイに出場しました。また、カッター部は、全国大会3位と健闘しています。

 これらの成果は本校取組の一部でその他にも多くの生徒がそれぞれの場所で活躍し、成長しています。

 今年の3月には、専攻科を含め145名の卒業生が次のステージに向け巣立っていきました。大津高舎74名の卒業生のうち37名と50%が国公立大学に合格。日置校舎・水産校舎の64名の卒業生は就職希望者、進学希望者ともに全員が希望の進路に進んでいます。これも本校での三年間の教育活動が実を結んだ成果だと思います。

 そして本年度、専攻科を含め132名の新入生を迎え、これまでの経験と実績を生かして教育コンセプト実現の為、「Think Globally,

Act Locally」をキャッチフレーズに地域をフィールドとした活動から国際交流を含めたグローバルな活動まで幅広い体験と探究活動を発展させ、生徒のより良い成長と市域の期待に応え、地域に必要とされる学校づくりに取組んでまいりますので、東京同窓会の皆様には今後も温かいご支援とご協力をお願いいたします。